こんにちは、ゆきです!
今回は、公式LINEを活用して商品やサービスを販売していきたい、申し込みを増やしたい人に向けて、そのマーケティング手法と具体的な進め方について解説します。
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
公式LINEで売れる流れを作るためのポイントや手順をおさえれば、誰でもカンタンにできますのでご安心ください。
商品やサービスをLINEを活用して売る際に、今回ご紹介する流れを知っていると知っていないとでは、売上に大きな差がでるだけではなく、炎上のリスクを避けることができます。
- 必要な人にしっかりと自分の商品やサービスを届けたい
- 売上に繋がる効果的なマーケティング手法を知りたい
- 公式LINEをうまく活用して売上をあげたい
LINEを活用したダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)
今回ご紹介する、LINEを活用した売れる流れとは、マーケティングの専門用語で
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)といいます。
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM:Direct Response Marketing)とは
広告やWebサイトから反応(レスポンス)があった顧客に対して
商品やサービスを直接(ダイレクト)アプローチして
販売や契約につなげるマーケティングの手法です。
飛び込み営業やテレアポなど一方的にアプローチする営業スタイルとは違い、DRMは、商品やサービスに少なからず興味をもった顧客に対してアプローチします。
「今すぐ買いたい!」
「今すぐ欲しい!」
といったわかりやすくニーズが表面化している顧客だけではなく、
「タイミングがあえば買うかな…」とか
「ちょっと気になるけど今は必要ないかな」
といった潜在的にニーズを持っている顧客のニーズを顕在化させたり、育てる手法でもあります。
最近はネットやSNSが普及したことで、集客をブログやYouTubeやX、InstagramやTikTokなどのSNSで間口広く集客をし、興味を示した人や反応のある人に対して、メルマガやLINEを登録する流れにもっていき、商品販売をする方法が多くなってきています。
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)の3つのメリット
ここからは、DRMのメリットについて3点ご紹介します。
- 視聴者と信頼関係を築いてセールスできる
- 濃い見込み客を抽出できる
- スクリーニングによる炎上防止ができる
1.ユーザーと信頼関係を築いてセールスできる
ユーザーにこちらから連絡を取れるようにする
YouTubeやX、Instagram、TikTokは相手がSNSをみていなければ相手に届きませんよね。
せっかく投稿したとしても、100%相手に届いているかどうかはわかりません。
しかし、LINEは登録してもらえさえすれば、必ず受け取ってもらうことができます。
しっかりと受け取ってくれるからこそ必要な情報を提供し、信頼関係を構築していくことができます。
一般公開できない情報やノウハウを提供して信頼を構築する
一般公開で攻めた内容をSNSなどの不特定多数の人が見る場で後悔すると、様々な受け取りをする人が見るため、そのぶん炎上のリスクが発生してしまいます。
そのため、ある程度自分のことを知っていたり前提知識のある人に向けて、せめて、非公開の中でファン化を促すためや、「ここぞ!」というときに公開することができます。
ユーザーとの距離を縮める
そんな親しい人とやりとりをするツールとしてみなさんも活用しているのではないかと思いますが、画面上のすごい人と直接LINEができる!となると距離を縮めることができます。
2.濃い見込み客の抽出ができる
見込み客の中には薄い見込み客と濃い見込み客がいます。
薄い見込み客:ファン化されていないお客さん
濃い見込み客:ファン化されているお客さん
DRMの見込み客は、自らメルマガやLINEを登録する、というステップを踏んでいるからこそ、ある程度興味があるということがわかります。
例えば、薄い見込み客にセールスをしたり提案をすると、まだファン化されていないため、LINEをブロックしたり、「押し売りされた」と受け取られてイメージダウンしてしまい、アカウントの運営上も良くありません。
このように、DRMの手法を活用することで濃い見込み客を抽出することができます。
3.スクリーニングによる炎上防止できる
濃いファンじゃない人に高額のセールスを仕掛けると、嫌がられてしまったり、最悪、炎上する原因にもなってしまいます。
そこで、DRMでは売るべき相手ではない人を避け(売るべきでない人=ターゲットではない人)たり、クレーマー気質の人を事前に除外することができます。
ターゲットではない人に売っても相手にとって有益な結果にならず、クレームが出る可能性がありますよね。
恐ろしいのが、お金がないのにカツカツの状態で購入する人や、買ってしまったことに対して逆恨みをする人もいます。
上記のように、DRMは、商品やサービスの売れ行きも増えるし、売るべきではない危険な人を避けることができるというメリットがあります。
公式LINEを活用する上での注意点
メルマガじゃなくてもいい?
DRMの手段としては、LINEのほかにもメルマガの手段もありますが、現代であれば、LINEが良いでしょう。
50代60代だとするとメルマガもありかもしれませんが、昨今、その世代の方もLINEを使用している人が多いので、どの年代の層にも幅広く馴染みのあるLINEを活用していくことが良いとされます。
公式LINEを作る際の3つの注意点
公式LINEを作る際は、いくつか注意点があるため気をつけましょう。
大きな注意点としては、垢BAN(アカウントバン)の可能性があるということです。
垢BAN(アカウントバン)にならないように以下の3点対策しましょう。
- 選択するカテゴリに注意する
- 規約違反のワードを送らない
- アカウントを複数作成しておく
1.選択するカテゴリに注意する
LINE公式を作る際にカテゴリを選択する必要がありますが、何を選択するか、注意が必要です。
「ブログ・個人・SNS」のカテゴリを選択すると、「アフィリエイト」や「情報コンテンツ販売」を連想させる可能性があり、場合によっては詐欺と間違えられてしまう可能性があります。
実際に、残念ながら「ブログ」とか「個人」をカテゴリ選択している人って詐欺だったり、怪しい人が多いんです…。
そのため、「習い事・教室」など、「ブログ・個人・SNS」以外でご自身のサービスに近いジャンルを選ぶことがおすすめです。
カテゴリ選択は気をつけましょう!
2.規約違反のワードを送らない
「儲かる」「稼げる」「アフィリエイト」とテキスト上に記載することも控えましょう。
このような言葉は、詐欺に使われるワードであるため、規約で規制されており、使用すると違反になってしまう可能性があります。
LINE発信をする際にはメッセージの中にはこのような言葉を入れないようにしましょう。もし、そのようなワードを入れたい場合は、動画にしたり、画像にするなどして、基準にひっからないように対策することをオススメします。
3.複数の公式LINEを作成しておく
垢BAN対策として、複数の公式LINEを作成しておきましょう。
- 公式アカウント
- 特典受け取り用のアカウント
- 学習用のアカウント
など、リスクヘッジのため、公式LINEアカウント登録→別の特典配布用アカウントへ登録する流れを作るなど、対策をしましょう。
LINE配信までの3つのステップ
ここからは、これから特典を作って公式LINEで自分の商品やサービスを売る流れを整えていきたい!という方に向けて、LINE配信までにすべきことをご紹介します。
以下の3つのステップで進めていきます。
- LINEに登録してもらうための特典を作る
- 配信内容・構成を考える
- 配信する
ステップ1.LINEに登録してもらうための特典を作る
まずはLINEに登録してもらうきっかけとなる特典作りをします。
特典の数は、5つ(5大特典)を目指すことがおすすめです。
もちろん、特典は多ければ多い方が良いですが、5大特典であまり反応されなくなったら7第特典、7大特典で反応が薄くなったら10大特典…と、反応をみて特典数を増やしていくと良いでしょう。
どんな内容の特典を作ると良いの?
そうですよね。
特典、といってもどんな内容のものが良いかわからないかと思いますので、ここからはオススメの6つの特典内容の種類をご紹介していきます!
オススメの6つの特典内容の種類
- ロードップ系
- テンプレ系
- マニュアル系
- 実例レポート
- マル秘データ
- 個別無料相談・個別無料コンサルの案内
1つずつ解説していきます!
1.ロードマップ系
「ロードマップ」というと、マーケティングの原点は『誰にどんな未来を届けるか?』ということです。
そのため、理想の未来像に到達するためのロードマップとなります。
例)
見込み客に月収100万円を稼ぎたい!という人が多い場合
『月収100万円に到達するためのロードマップ』
2.テンプレ系
テンプレ系も人気があります。例えば、台本テンプレートなどがあります。
例)TikTokでバズりやすい台本テンプレート
3.マニュアル系
使い方や操作法をまとめたマニュアル系などもおすすめです。
世の中には自分が調べるとたくさんのマニュアルはすでに公開されている情報はたくさんありますが、自分の目的にあわせてまるっとわかりやすくまとめることで「探す手間が省けた!」「これだけ見たら良いのね」と喜んでもらえることも多いです。
例)TikTokをするためのCapCutの操作完全マニュアル
4.実例レポート
機密性の高い情報を限定して公開する場合は実例レポートがおすすめです。
例)
私が、ブログに書けない!0から◯◯万円稼ぐまでにやったことを完全公開!
5.マル秘データ
人って「マル秘」とか「ひみつ」に反応してしまう心理がありますよね。
「見てみたい!」と、人の心理をくすぐる特典です。
例)物販をしている人に向けて
『利益が出た利益商品のマル秘データ』
6.個別無料相談・個別コンサル
「無料コンサルしていますよ」と提案することも、特典になります。
5大特典のうちの1つを個別の無料相談、無料のロードマップ作成会などにして直接の接点を持つこともおすすめです。
上記の内容をもとに、ぜひ作成してみてくださいね!
なお、特典作成時の注意点としては、配布するデータがPDFだと情報が流用・流出されてしまう可能性ががるため、WordPressでパスワード付きの記事で公開をするなどして配布するようにしましょう。
「LINEに登録してみよう」と思ってもらうような特典を作っていきましょう。
ステップ2.配信内容・構成を考える
LINEで売るまでの配信を「ステップ配信」といいます。
特典を作成したあとは、ステップ配信を考えていきます。
セールスを仕掛ける場合は、7日または14日限定にして、限定の中で特典または割引があるオファーにすると良いでしょう。
ステップ配信の内容と流れ
- 初日:セミナー系の有益兼オファーをかける動画
- 2日目:昨日の動画は見てくれましたか?(プッシュする)
- 3日目:有料コンテンツで実績を出している人を紹介(お客様の声)からの、有益動画を見てない人にプッシュ
- 4日目:有料コンテンツで実績を出している人を紹介(お客様の声)からの有益動画を見てない人にプッシュ
- 5日目:有益情報の動画がもうすぐ見れなくなる
- 6日目:明日で特典が終わる!
- 7日目:最終日オファー
初日:セミナー系の有益兼オファーをかける動画
人は、すぐに結論を知りたがる生き物なので、初日にすべて説明しきっちゃう方が良いです。この動画は、長くなってもOKです。
最初は、有益情報動画から個別相談への誘導、クロージングの流れがおすすめです。
動画を見ていきなり買う人ってなかなか難易度が高いのですが、個別面談であれば、ヒアリングして提案をするので、成約率があがります。
2日目:昨日の動画は見てくれましたか?(プッシュする)
1日目の動画を見落としていた…という人も多いので、リマインドも兼ねて「昨日の動画は見てくれましたか?」と改めてプッシュしましょう。
ここで見てくれる人も多数いるため、リマインドすることが重要です。
3 ・4日目:有料コンテンツで実績を出している人を紹介(お客様の声)からの、有益動画を見てない人にプッシュ
初日や2日目でもまだ動画を見ていない人に対して、有益動画を見るよう促すためにも、お客様の声を活用します。
あなたの商品やサービスを購入して実績を出している人や、お客様の声を紹介しましょう。「商品(サービス)を購入したら私もこうなれるんだ…!」と、未来を伝えることができます。
5日目:有益情報の動画がもうすぐ見れなくなる
「早く見ないと損しちゃうよ〜!」と、もうすぐ動画が見れなくなることを予告します。
6日目:明日で特典が終わる!
「明日で個別相談打ち切ります!」「明日で特典見れなくなっちゃいますよ〜!」と限定性をアピールします。
そうすることで、焦って駆け込んで申し込む人が一定数います。
7日目:最終日オファー
「今日を逃しちゃうと申込できなくなりますよ〜!」と、最終日のオファーをかけましょう。
ステップ3.配信する
ここまで構成をまとめたら、早速配信をしていきましょう。
大体の割合でいうと、
初日に25%、2日目25%…最終日には50%行動をすると良い数値だといわれています。
例えば、初日に100人中25人が行動をしたら良いほうです。
ぜひ初日〜7日目のステップをそれぞれの日のポイントをおさえて配信していきましょう!
セールスローンチも同様の流れ
また、初速をつけて商品やサービスを売る方法を『セールスローンチ』といいます。
もしかしたら「ローンチ」という言葉を聞いたこともある方もいらっしゃるかもしれません。
今のご時世、いろんな人が日々商品やサービスをローンチをしており、ローンチの流れも基本的には今回ご紹介したステップ配信の流れと同様です。
様々なローンチの仕方を学ぶには、売れている人のLINEを登録することがオススメです。
「こんな配信の仕方あるんだ!」
「この構成参考になる〜!」など
どんな流れでセールスをかけているのか勉強できます。
(私も数名の方の公式LINEに登録して流れを学ばせていただいてます♪)
DRMを試してみたい人は
これからご自身のサービスや商品をDRMの方法で売れるようになりたい!という方は、下記の流れにそって、まずはやってみましょう。
- 挨拶メッセージの設定
- 特典を最低1個用意してみる
- LINE公式アカウントのURLをブログに設置する
- ステップ配信を試しに作ってみる
ステップ配信の流れにおいて、7日まで作れない…という方は、まずは2日間のステップでも良いです。
この流れを実際に試しているのと試したことがないのとでは大きな差があるため、できることからはじめてみましょう。
さいごに
ぜひ今回の流れをもとに特典を作り、ご自身の公式LINEを作成してステップ配信を実践してみてくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました!