皆さまこんにちは、ゆきです!
本日は私のブログメディアにお越しいただきありがとうございます。
今回は、ChatGPTを仕事や生活で役立てたい方のために基本的な知識から始め方、使う上での注意点までご紹介していきます。
今やAIやChatGPTの話を聞かない日はないくらい、日常のトレンドになってきていますよね。
一方で、いざ活用しようと思った時に、どのように使えばいいのかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
にもかかわらず、ChatGPTを自分の生活の中でどのように使うと便利なのか、実用的な使い道を教わる機会がありません。
・ChatGPTについてちゃんと理解したいけど今さら聞けない
・実はAIに私たちの仕事が奪われちゃうのではと心配している
・ChatGPTの始め方やどんなことに気をつけたら良いかわからない
上記のようなお悩みを持つ方のお役に立てたらと思い、本記事をまとめました!
ChatGPTについて理解いただき、今日から安心してChatGPTを始めていける内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
ChatGPTとは
ChatGPTとは、シンプルにいうと会話型のAIです。
質問した内容に対して、人間のように回答してくれます。
アメリカのOpenAIが開発・提供しているテキスト生成サービスで、
正式名称はChat Generative Pre-trained Transformer(文章生成モデル)といいます。
※ちなみに、2024年4月15日にアジア初の拠点として、日本法人「OpenAI Japan」が東京に設立されました!
会話型のAIというと、Siri(シリ)やAlexa(アレクサ)など、今までにも存在していました。
もしかしたら「ヘイ、シリ〜!」とスマホに向けてお話されたことがある方や
「ウチの家にアレクサいるよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
今までに会話型のAIが存在していたにもかかわらず、
なぜ他の会話型のAIと比べてChatGPTが注目を浴びているのかというと、
これまでの対話型AIは音楽の再生や天気の情報提供、日常生活のサポートなど対象範囲が限定されていたことに対して、
ChatGPTは、対応範囲の広さや出力される回答内容の精度の高さが革新的ということで、世界中で大きな注目を集めました。
「会話型のAI」といってもイメージがわかない…という方に向けて、実際にChatGPTに「ChatGPTって何?仕組みを教えて」と質問をしてみました。
そうすると…
「わかりやすく」とお願いした通り、上記のようにできるだけ専門用語など難しい言葉を使わずにわかりやすい言葉を選んで回答してくれました。
これも、ほんの数秒でここまでの回答をしてくれるんです。
また、追加で「小学生にもわかるように教えて」と依頼すると…
小学生が読んでもわかるような言葉や表現を使って説明してくれました。
このように、ChatGPTは会話をしているかのように伝えた内容にあわせて精度高く回答してくれます。
ChatGPTの仕組みってどうなっているの?
ChatGPTにはもともと大量のデータが教え込まれています。
その教え込まれた情報量の倉庫のような場所から、
私たちの質問や指示(「プロンプト」といいます)に対して
1番適切だと思われる回答や確率が高いものを出力してくれます。
この仕組みは大規模言語モデル(LLM:Large language Models)といってChatGPTの基本的な仕組みとなっています。
ChatGPTを使う上でおさえておきたいルール
実は、ChatGPTは使い手次第で良くも悪くもなってしまいます。
そのため、
生成AIと人間の言語化をする力を掛け合わせること
が大前提であり、重要です!
ChatGPTとうまく付き合うためにも、下記の前提をもって上手に利用していきましょう。
- 1回の質問や指示(プロンプト)で完璧な回答を求めない
- 会話(指示)を繰り返しながら完成させる
- 同じ指示をしても回答(アウトプット)は変わる
私たち人間がいかにうまくChatGPTを活用できるかにかかっているので、あくまで補助的な存在として活用することが大切です。
ChatGPTの注意点
先ほどご紹介した通り、ChatGPTは使い手次第でよくもなれば悪くもなる通り、
使い手側がいかに正しく、倫理観をもって活用できるかにかかっています。
安全なChatGPTの活用をしていけるように、いくつかのポイントをおさえて使うようにしましょう。
最終決定や判断は自分で行う
ChatGPTが答えてくれた内容をそっくりそのまま「正しい情報だ!」と思い込んでそのまま使ってしまうのは危険です。
というのも、内容が間違っていたり不適切な場合があるからです。
会話(指示)を繰り返しながらでてくる回答の精度を高めていったり求めている情報を引き出すようにし、
回答してくれた内容の最終判断や確認はあくまで自分の目で確かめることを忘れないようにしましょう。
前提としては、ChatGPTを使いこなすためには、
自分自身で「良い」「悪い」の判断や最終決定をすることが大事です。
機密性の高い情報は伝えない
いくらChatGPTが便利だからといって個人情報などの機密性の高い情報を伝えることは控えましょう。
うっかりと自分の住所や口座番号など伝えることの内容に注意することが大切です。
安全性の対策がされているとはいえ、ChatGPTはどんどんと私たち人間が伝えたことを学習していく習性があります。
そのため、個人情報を学習し、最悪、全世界へ拡散や漏洩のリスクがないとも限りません。
そのため、機密性の高い情報はChatGPTに伝えないように気をつけましょう。
ChatGPTのプランと料金
ここからは、ChatGPTを早速使ってみたい!という方に向けて、ChatGPTのはじめかたについてご紹介していきます。
基本的には無料で使えますが、有料プランでも登録後すぐに利用できます。
プラン
ChatGPTの料金プランには無料・有料の2つ種類があります。
1. 無料プラン
ChatGPTは無料で登録後すぐに「GPT-3.5」というモデルを利用できます。一般的な質問に対する答えやカジュアルなチャットが可能です。
2. 有料プラン
月額20ドルで提供されており「GPT-3.5」モデルよりもさらに強力な「GPT-4」モデルを利用することができます。
利用料金
ChatGPT3.5 無料
ChatGPT4 月額20ドル
モデルの違い
「無料で使えるChatGPT3.5と、有料のChatGPT4とでは、一体何が違うの?」
「自分にはどちらが良いの?」
と思う方に向けて、具体的な違いをご紹介します。
違いとしては、ChatGPT4には検索機能(ブラウジング)があるため最新情報にアクセスをしてその結果を回答してくれます。
一方で、ChatGPT3.5は最新情報にアクセスすることができず、事前に学習・トレーニングした言葉の中から回答してくれます。
例えば、リアルタイムな天気予報を質問してみると、ChatGPT3.5とChatGPT4では下記のように回答が異なります。
2024年5月8日にその翌日(2024年5月9日)の天気を質問してみました。
- ChatGPT3.5
ChatGPT3.5は、もともと事前に大量の言葉やデータを学習をしているとはいえ、最新の情報をもっていないのと検索機能(ブラウジング)がありません。
そのため、リアルタイムな情報を聞くと求めている回答は得られず、「天気予報サイトやアプリをチェックしてね〜」と、調べ方を教えてくれます。
- ChatGPT4
一方、ChatGPT4はというと、上記のように、リアルタイムな情報であっても回答してくれます。
また、どのWebサイトにアクセスして検索(ブラウジング)して取得した情報なのか参照元を表示してくれるのです。(赤い四角で囲っている箇所です)
このように、同じChatGPTであっても、3.5と4では情報を取ってくる場所の違いがあるため得られる回答が変わります。
他にも、有料のChatGPT4では、画像生成をするDALL·Eと呼ばれる機能や検索機能追加されたり、高度なデータ分析などができるようになります。
まずは無料で使ってみて「もっと幅広く活用したい!」という場合、有料プランに切り替えることをオススメします。
その他の機能も知りたい!という方は以下の比較表を参照ください。
特徴 | ChatGPT3.5 | ChatGPT4 |
---|---|---|
費用 | 無料 | 有料(月額20ドル) |
言語モデル | GPT-3.5 | GPT-4 |
質問/生成可能な 文字数 |
約1,365~5,461文字 | 約2,730~1万922文字 |
理解力 | 複雑な内容や細かいニュアンスが 伝わりづらい場合がある |
高度な文脈を理解し、 細かいニュアンスの把握ができる |
アクセス | アクセスが集中している場合 エラーになることもあり |
アクセス集中時も通常と変わらず利用可能 |
回答の精度 | 回答の正確さは ChatGPT4に劣る |
正確な回答を短時間で得られる |
安全性 | 倫理観が不足している 回答をする場合がある |
人を傷付けたり、個人情報、犯罪を 助長する回答など機密情報や倫理観に 欠ける回答を嫌う傾向にある |
※2024年5月8日現在の情報です
なお、「有料版ってどんな人が使うと良いの?」「私はどちらを使うと良い?」と迷う方は、以下の内容を参考にご判断ください。
有料版(ChatGPT Plus)はこんな人にオススメです
- ChatGPTの利便性を重視する人
- 自分好みにChatGPTをカスタマイズしたい人
- 仕事でChatGPTを活用したい人
参考までに…
私は最初は無料版を使用していましたが、画像や資料を作ったりより精度の高い情報を入手したいと思い、途中で有料版に切り替えました。
今では仕事で手放せない存在になっていて、タスクの管理からリサーチなどの作業はChatGPTにお任せして、自分が集中したい仕事に専念できるようになったので効率化も叶いました!
ChatGPTのはじめ方
ここからは「まだChatGPTを登録していない…」という方に向けて、ChatGPTの始め方についてご紹介します。
1分ほどでアカウント作成でき、すぐに無料でChatGPTをはじめることができます。
また、ChatGPTはWeb版とモバイル版があり、Web版は、アプリのインストール不要ですが、アプリ版の場合はデバイスに専用のアプリをインストールする必要があります。
今回は、Web版の登録方法について具体的な手順をご紹介します!
※基本的に登録の流れはスマホ版も同じですが、まずはアプリをインストールしてお使いください
1.会員登録
まずはOpen AIの公式HPより「Try ChatGPT」をクリックしてChatGPTにアクセスします。
2.アカウント作成
ChatGPT3.5のページが表示されるたえめ、左下の「Sign UP」をクリックしてアカウントの作成をします。
メールアドレスや、ご自身の情報(氏名と生年月日)を入力し、規約を確認の上「同意します」をクリックします。
そうすると…!なんと、早速無料版を使うことができます!
3.有料版を登録したい場合
無料版でも十分活用できますが、有料版を使いたい!という場合は、画面左下の「Upgrade plan」をクリックして有料版の登録に進みます。
4.プランの選択
画面の中央の『Plus』を選択します。
※1番右の『Team』は、複数名で活用したい場合のプランです。今回は個人て使用する場合の『Plus』で登録をしていきます!
5.支払い情報の登録・決済
クレジットカード登録画面に遷移します。料金を確認して、カード情報や必要事項を入力します。
現時点では年間契約などの項目はないため、すべて月額で請求される仕組みです。
登録画面右下の『申し込む』ボタンをクリックすると、その瞬間からChatGPT4.0の使用を開始することができます!
こちらで登録手順は以上です。
ChatGPT活用の目的
ここから先は、ChatGPT活用の目的についてお伝えしていきます。
先ほどご紹介した通り、ChatGPTは必ずしも正しい答えや情報を出してくれるとは限らず、全知全能の神!みたいに完璧でもありません。
そのため、完璧や絶対的な正解を求めるのではなく
「ちょっと意見を聞いてみようかな」くらいの温度感で活用することが大事です。
大きく分けて以下の3つの目的で活用することができます。
- 一部の業務を仕組み化・効率化する
- 自分でできそうか判断する
- ヒントを探す
それぞれの目的について、どんな活用法があるかを含めお伝えしていきます!
一部の業務を仕組み化・効率化する
1つ目のChatGPTを使う目的としては、一部の業務を仕組み化・効率化するためです。
普段の業務をまるっとお願いできるかというと、いきなり全部をChatGPTに対応してもうことが難しいため、なかなかうまくいきません。
仕事の工程の中の一部をChatGPTに任せ、最終チェックは人間が行うことが重要です。
仕組み化・効率化の例
- タスク管理
- メール作成
- 文章の要約・添削・構成
自分でできそうか判断する
2つ目は、計画やプロジェクトを進行する前や何か新しいことに挑戦する場合、自分にできるかどうか判断したいときに役立ちます。
例えば、今まで挑戦したことのないスポーツや趣味などがある場合、始める前にChatGPTに質問することで、基本的なルールや準備すべきもの、始め方を回答してくれます。
そのため、提示してくれる情報をもとに、自分にできるかどうか判断することができます。
自分にできそうか判断するときの活用例
- 料理のレシピ
- 準備物の確認
- 手順や工程チェック
ヒントを探す
また、ヒントを探したいときにもChatGPTが役立ちます。
例えば、アイデア出しなど自分の頭で考えても出てこないことや行き詰まっていることに対して解決策やアシストをしてくれます。
ヒントを探す時の活用例
- アイデア出し
- 壁打ちやブレインストーミング
- アカウント設計
まとめ
今回は、ChatGPTの基本知識やはじめ方、活用するうえで気をつけておくと良いポイントを紹介しました。
ChatGPTは、登録後すぐに無料で利用できる革新的な対話型のAIです。
使い方や注意点などを理解した上で、使い手である私たち人間が責任を持って活用しましょう。
ChatGPTを活用することで、あなたの仕事や生活をより効率化したり、創造性を高めたりすることができます。
ぜひ、まずはChatGPTと気軽に、楽しく会話することからはじめて、ご自身の日常生活の中に取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。